※本求人は、株式会社ファーマインド大分農園での採用となります
（2026年～2027年末までファーマインド茨城農園への出向期間があります）

【職務内容】
・大規模生産のナシ農園における管理業務全般
※植物が本来持つ特性を活かし、ポテンシャルを引き出すことで収量を上げる栽培方法や、社員が作業しやすい栽培方法など、様々な技術を取り入れることで、品質の向上や作業負担の軽減を実現し、大規模省力化モデルでの果樹生産で日本の食料の安定供給に貢献することを目指しています
※ファーマインドグループでは2022年よりナシ生産事業に取り組んでおり、先行してナシ農園として開園したファーマインド茨城農園では茨城県でナシのジョイントV字栽培の園地を約6ha有しており、日本最大の規模にまで成長しています。
2025年には初出荷を迎え、収量品質共に良好の実績です。
ナシ事業をさらに展開していくべく、今回ナシ産地である大分県でもジョイントV字栽培に取り組み、約18haの開園を行います

【具体的職務】
・栽培管理業務（栽培実務・栽培知識習得）と生産管理業務（パートスタッフ管理、出荷作業など）
※主には栽培管理業務に携わっていただきます
・業務イメージ
2月：苗木定植、
3月：ジョイント作業（ジョイントV字樹形と呼ばれる栽培方法の接ぎ木や誘因）
4月：受粉作業
5月～7月：着果管理、枝管理
8月～9月：収穫、出荷、
10月以降：冬季作業（剪定、堆肥散布など）

※閑散期はほぼ残業なし、繁忙期は月20～30時間程度です

【組織について】
・ファーマインド茨城農園（正社員4名（男性4名）、パート社員3名）

親会社ファーマインドはバナナを中心とする青果物の輸出入・販売・追熟加工やカットフルーツ製造を行い、JAや大手商社と連携して国内外の一次産業振興に寄与する青果流通の大手企業と位置付けられていますが、流通事業を行う中で国産果実の栽培面積の減少という課題に直面しました。
優良品種の開発などにより需要が高まり価格は上昇傾向にあるものの、定植から収穫までに年数がかかるため新規参入は少なく、農家の高齢化などにもよるものです。
このような中需給バランスを取るべく、自ら生産者となり国内果樹生産事業を拡大していくため、弊社グループの新規事業である農園事業に参画いただける方を募集しています

・大手企業のバックアップによる安定基盤
※親会社であるファーマインドは、日本の青果流通を支える大手企業。 この強固な基盤のもとで、安定した事業運営が可能です。単なる農業ではなく、 流通の視点を持った農業経営を学べる環境があります

・日本有数の大規模農園で、ダイナミックな農業経営を経験できる
※企業型農業ならではのスケールの大きな経営に携わることができます。栽培技術だけでなく、組織的な生産管理や収益を考えた運営ノウハウを身につけることができます

・流通の最前線まで関与できる、グループ全体の一貫した農業経営
※私たちは、栽培だけでなく、収穫後の流通までコントロールする仕組みを持っています。農業生産と物流の両面からアプローチできるため、安定した販売戦略やマーケットに基づく生産計画を学び、実践できます

・果樹と露地野菜の最先端技術を学び、栽培のプロを目指せる
※最新の農業技術やデータを活用したスマート農業を導入し、効率的な栽培方法を実践しています。これにより、農業の経験がある方も、さらにスキルアップし、専門性を深めることができます

・データを活用しながら、計画的な栽培を実現
※自然を相手にする仕事だからこそ、予測や過去のデータを活かした計画が重要になります。温度・水・肥料の管理や比較試験を行いながら、自らの手で作物を理想的に育て上げ、収穫量を向上させる達成感を味わえます

・新しい農業の形に挑戦できる環境
※これからの日本の農業を持続可能な産業へと変革していく重要なフェーズに携われることも、大きな魅力のひとつです。既存の農業の枠を超え、効率化・規模化を推進することで、農業の未来を切り拓く挑戦ができます

※自然相手の仕事なので上手くいかない事もありますが、予測や過去の経験をもとに計画を立て、温度・水・肥料など比較試験や検証を行い、自分の狙った通りに生育させ、収穫量を増やせたなど結果に結びついた時はやりがいを感じます

短期的には、栽培管理業務（実務・知識習得）や生産管理業務（パートスタッフの管理、出荷作業など）に携わっていただきます。
中長期的には、栽培技術の習得に加え、チームマネジメント経験を活かした農業経営にも関わっていただきます。具体的には、収支計算や機材・資材・肥料の投資コスト分析など、経営視点を持った業務にも挑戦していただきたいと考えています

ファーマインド大分農園は2026年4月より事業を開始し、2033年2月には栽培面積を18ヘクタールへと拡大する計画です。
これは大分県が進める大規模園芸団地を計画的に整備するための「園芸団地化プラン」に基づく参入となり、大分県や国東市のフォローを得ながら、地域と調和して農業の発展に取り組むプロジェクトです。　　

国内果樹の栽培面積は野菜などと比較しても特に年々減少しており、国内自給率を維持していくために一定の規模感で組織的に、持続可能な形式の上で農業を「産業」としていく必要があると考えています。
企業型大規模農業に舵を切り、今後は茨城県や大分県以外にもナシ農園を開園し、流通を直接コントロールし、生産規模を拡大することで、ファーマインド大分農園はこれからの日本のナシ生産の成功モデルケースを作りたいと考えています。

また、農業という業種としてだけではなく、農業従事者という職種についても価値を高めていきたいと考えており、コロナ禍・AIの台頭によって重要性が見直されている「エッセンシャルワーカー」（生活必須職従事者）としてスキルアップできる取組を展開していきたいと考えています

・公共交通機関が乏しいため、自家用車など交通手段を確保できる方
・円滑なコミュニケーションが図れる方（社内外とのコミュニケーションが発生します）

・農業経験をお持ちの方
・農学部や農業大学校などのバックグラウンドをお持ちの方

・日本の農業の発展や効率化に貢献したいという熱い想いのある方
・広く食などにご興味がある方
・大規模な構造転換のフェーズに挑戦したい方
※専門性やスキルのみを重視するのではなく、「日本の農業を変えていきたい！」など、農業への熱意やチャレンジ精神を重視しています。普通の農家では経験できないスケールの農業に挑みたい方、一緒に新しい未来を築いていきましょう！

1．書類選考（履歴書・職務経歴書）
2．1次選考（オンライン面接）
3．最終選考（オンライン面接）
※希望者は農園見学を実施することも可能です。交通費は条件により弊社で一部または全部負担します

「日本で新たな果樹生産モデルを立ち上げる　青果流通大手・ファーマインドだからこそできる挑戦」
https://agri.mynavi.jp/2023_09_29_240681/
「目指すは「日本の食卓に、果物を取り戻す」 茨城の大規模梨農園が採用を強化中」
https://agri.mynavi.jp/2024_12_02_287642/